毎年決まり文句になりつつありますが、早いものでもう師走です。

師走と言えば大掃除、大掃除で思い出すのが数年前とあるオーナー様のお宅に寄った際、天井に設置した熱交換換気扇のグリルに埃が目詰まりをしているのが目に入りました、そのお宅は息子さんが仕事で県外に出ていて年に数回しか帰ってこないと聞いたので、それならと私達で掃除をすることに。

後日脚立を持って掃除機でグリルから内部にある熱交換エレメント部材を掃除したのです、数年使用したエレメントを見るのは初めてだったのですが、ゴミや埃で目詰まりはしているし、小さな虫は引っかかっているわで換気量や熱交換効率が下がっていることが容易に想像できる状態でした。

それ以来、天井埋め込みタイプの熱交換換気扇を使用することに抵抗があります、熱交換の技術自体は素晴らしいと思います、省エネの観点から言ってもお薦めなのですが、何故か未だに天井設置タイプが主流です、熱交換素子の掃除をしてナンボの設備ですから気がついたとき気軽に掃除をするのが基本、それが天井に設置してあると掃除がしづらいことこの上ない、しかもお年寄りにはほぼ不可能。

てな訳でここ数年は熱交換型換気扇は使用していません、壁設置型もあるのですが選択肢が少ない事もあり高価な為、最近は３種換気をメインに設置しています。

年々熱交換型タイプも改良されて来ています、費用対効果に優れたタイプが発表されることを待ち望んでいます。

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