松島へ旅行の時、宿の近くに住宅総合展示場があり、時間も空いたので入ってみました。

ハウスメーカー時代は毎日のように居た空間なのですが、現在は同業他社になります立場が変わると何故か違和感を覚えます。

現在は違うかも知れませんが、昔は同業他社が展示場に来場時の対応はメーカーごと極端に分かれます、ひとつは同業他社でも、良い土地は無いか？とか都合が合わずに見送ったお客さんを紹介してくれないか？とか割とフレンドリーに内部も見せてくれるメーカー(余裕のある大きいメーカーが多い)か、もう一つは親の敵の様に一歩たりとも入ってはならないと言われる場合がありました。

まあお客さんになるわけがないので当然と言えば当然なのかも知れませんが、玄関でそんな悶着をするのも嫌なので、見せてくれる系のメーカーへ。

嘘をつくのも嫌なので(逆の立場の時も嫌なものでしたから)正直に来場理由と身分を明かして見せてもらいました。

数社見せていただきましたが率直な感想として、バブルがはじけて久しいわけですが未だに展示場は各社のラインナップ内で高級クラスを展示している場合が多いと感じます、普及クラスを展示しているメーカーもありましたがそれでもオプションのオンパレードでした。

これって私も感じてはいましたが、実際に建設するシリーズは大抵の場合展示しているシリーズではなく何ランクか下のシリーズが圧倒的に多いのです、客寄せパンダ的な物なのでしょうが実際に則した展示場があっても良いのにと思います。

何れにしても久しぶりに行くと面白い、各社工夫の跡も見られます、先方さえ許せばこれからも偶には行ってみたいと思います。

長野市・千曲市近郊で自然エネルギー活用、Ｗ断熱Q=1.0省エネ住宅の新築、リフォーム
                                                                                    山本建設株式会社