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2013/02/08

ECO

ヒートポンプの弱点

ヒートポンプが最高の暖房機、と何回か書きましたがヒートポンプも弱点が無いわけではない。

弱点は寒さ、暖房機なのに寒さに弱いって何それ?と思うでしょうがヒートポンプが暖房機としてお薦めできるようになったのはここ最近の話、10年前のヒートポンプはまだ技術が足りず暖房運転はしてはいたものの部屋を暖めるにはもの足りず、家中を一台で賄おうなんて無理な話でした。

最近のヒートポンプは技術も向上し効率も上がりAPF7.0なんて機種も登場していますが、ここでも一つ注意点があります、APFは通年エネルギー効率と言い使った電気量の何倍のエネルギーを発生させるかの目安ですが、このAPF、冬は数値通りの効率では動いていません、冬は実質7掛け程度に効率は落ちます。

ですから7.0の機種も冬は4.9程度に考えておくのが正解、それでも3.0以上なら一次エネルギーを上回りますので最強の暖房機となります。

そこで次の注意点、一口にヒートポンプと言ってもピンキリ、価格差が大きい、何を基準に選んだらいいのか?ズバリ低温暖房能力、寒いときに暖かくなる目安、この数値が大きいほど暖かくなります、見せかけの安さだけに飛びついてしまうと、冷房時には何とかごまかしが利くのですが、暖房時には電気ばっかり食って全然暖かくならない、まさに安物買いの銭失いになってしまいます。

最新機種は霜取り運転中も暖房が止まらなかったり、吹き出し口付近は50℃位の高温吹き出しになったり、日本が世界に誇れる技術の一つなのです。

長野県-北信・東信で自然エネルギー活用、W断熱-Q1.0省エネ・低燃費住宅の新築、リフォーム
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