スロープといっても今回は玄関のアプローチのスロープではなく、南側の縁側から外に出るためのスロープ。

弊社ホームページの施工例にも出させて頂いている、総桧葉造りの今では絶対的少数になってしまった土壁仕様のお客様から連絡を頂き、何とか車まで車いすを押していく通路を作れないかとの相談がありました。

お母さんが体調を崩され、車いすでの移動が必要になってしまったとのこと。

Ｎ様のお宅は駐車場が南側にあるので、縁側からの出入りが一番都合が良い。

そこでＮ様とどんな方法が良いのかを考えたのですが、そんなとき我々に思いつくのは、コンクリート製のスロープにステンレスの手摺りが付いているものだとか、材木でウッドデッキ調の移動できるスロープだとかが思いつきます。

が、いかんせんコンクリート製は結構なスペースが必要になるし移動も出来ません、木製は移動は出来るのでしょうが、結構な重量になることが予想されます。

そこで何かないかと思い、介護用品を扱っている店に行ってみたら、何から何まで揃っています、始めて行ってみましたがアイデア商品の宝庫です。

目的のスロープも有りました。

簡単に片手で持てます。

設置も簡単。しかもリースで月に７００円！

車いすの便利商品、杖や手摺りの便利商品など設計段階から取り入れたくなるものも有ります。

世の中にはまだまだ知らないことが沢山あります、勉強になりました。

長野市・千曲市近郊で自然エネルギー活用外断熱省エネ住宅の新築、リフォーム
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