山本建設株式会社

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2012/11/06

プランニング

オプション

オプションが色々付いたアバルトのフィアット。車の場合は工場生産品なのでオプションを選ぶのに違和感がないのだが、住宅の場合一部の工場生産品プレハブ住宅を除きオプションという線引きに最近違和感を覚える。

工場生産品の場合は生産過程である程度決まったものを作るので、規格から外れたものを作るにはオプション対応しなければならないことは理解できる。

しかしプレハブ住宅以外にもオプションという概念が浸透してきてはいる、事実私もハウスメーカー勤務時代にはオプションという増額工事を疑いもなく請け負っていた経験からメリットも理解している。

メリットは標準品を設定する事による年間契約や流通を確保する事で仕入れを安くすることが可能になる。

逆にデメリットは標準品が相当の低価格で設定されているため、標準品から外れた場合普通仕入れのオプション品との差額が一般的な差額よりも大きくなってしまう事。

せっかく工務店として自由に設計ができて、お客様との感性やその時代の適材を選択することによる個性を活かした家づくりが出来る、それを放棄することもあるまい。

そう考えると標準品を設定して、そこから外れるものはオプションとして扱うのは違和感が残る、本来自由設計にオプションがあることがおかしいのである。

長野県-北信・東信で自然エネルギー活用、W断熱-Q1.0省エネ住宅の新築、リフォーム
                                                                                    山本建設株式会社

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