山本建設株式会社

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2013/01/23

ECO

エコハウスのレベル②

では何故、次世代省エネ基準Q値のマイナス1.0なのか?

マイナス0.5やマイナス1.5では駄目なのか?

実はあまり難しい理由があるわけではなく、費用対効果を追求するとマイナス1.0程度に落ち着く場合が殆どなのです。

まず費用面、Ⅲ地区の2.4Wを基準にするとマイナス1.0の1.4W程度にするのに100万円~200万円追加、マイナス1.5の0.9W程度にするのに200万円~400万円程度の追加金額になります。

次は効果です、断熱性能を上げるのは低燃費で暮らしたいから、地球環境のことも考えますが同時に光熱費は外せない点、Q値計算ソフトで計算すると建物全体を20度に暖房した場合、Ⅲ地区2.4Wでは年間灯油消費量が約1450㍑、マイナス1.0の1.4Wの場合約600㍑、マイナス1.5の0.9Wの場合200㍑と計算されます。

それを基に鑑みるとマイナス1.0WのQ値1.4W程度が費用対効果が高く、しかも現実可能な金額で施工できるレベルではないかと考えます、性能が良いことは解っていても現実出来なければ絵に描いた餅になってしまいますので。

以上を踏まえると基準として達成したいのはマイナス1.0の1.4W程度、現段階ではこのレベルが一番お薦めしやすい基準に感じます。

長野県-北信・東信で自然エネルギー活用、W断熱-Q1.0省エネ・低燃費住宅の新築、リフォーム
                                                                                    山本建設株式会社

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