と聞いて皆さんはどんな建物を想像しますか、大抵の方は清水寺などの神社・仏閣を想像すると思いますが、私の古くからの友人である小坂建設の小坂社長が釘・金物を使用しない住宅に取り組んでいます。

先日構造見学会の案内を頂いたので見学に行ってきましたが、一言で言って変態です。（もちろん良い意味ですよ。）

圧巻でした、土台の繋ぎ方、横貫の入れ方、梁の通し方、全てが現在の金物接合の建て方とは違うのですが、私が一番大変だっただろうなと感じる点は、現在の建物は色々な法律の規制をクリアしなければならないのです、その法律の基準が金物使用を前提としているため金物不使用の場合は、強度・構造・曲げモーメントやらを全て独自に計算し証明し許可を取らなければならず、その労力たるや気の遠くなる作業だっただろうと容易に想像できるからです。

でもこの現場を説明するときの小坂社長のうれしそうな瞳を忘れられません、地元の工務店はこうあるべきなんだろうなと改めて感じさせられました。

量販店には量販店の良さがあります、工務店には工務店の良さがあります、一軒の住まいにこだわりを持ってこれからも住まい造りに携わっていこうと思います。

小坂建設さんＨＰ↓

http://kosaka.incoming.jp/index.html

柱・土台接続