ある日、中三の二女が「お父さんに私のアイデアを少し分けてあげよう。」と言って一枚のグラフ用紙を渡してきた。

「お！プラン図か」玄関どこ？とか突っ込みどころは満載ではあるが一応成立はしそうである、そんなに馬鹿にしたものでもない。

驚いたのは左上の屋根伏せ(の様なもの)と右下の立面図(の様なもの)、取り敢えずそれっぽくは書いてある。

教えたこともないし、教えようと思っているわけではないが、家にある「住まいの手引き」等を見ては、ここが良いとか、これは駄目だとか、俄評論家になっているのは良く見かける。

親ばかを発揮すれば我が子は才能があるのではないか？と思うのであろうが、実際技術系の仕事は才能よりも、いかに好きでいられるかの方が大きいと思う、「好きこそものの上手なれ」である。

「受験生は人の心配よりも自分の心配したほうが良いんじゃないか?」と言ってはおいたが、なんだか少し嬉しくもあった出来事でした。

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