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2015/08/07

ECO

省エネ項目-窓の高断熱・遮熱

窓の高断熱化・遮熱、いよいよ真打ち登場、パッシブになくてはならない窓の計画。

一般的な家は逃げるエネルギーの約半分が窓から、なので窓を高断熱化すれば一番手っ取り早く性能を上げることが出来る。

大雑把にいうと窓をトリプルガラスにすれば良い、細かくいうと枠は樹脂か木製(木製の方が高い)・樹脂の色は白若しくはシルバー。

トリプルにしたらは次は遮熱を考える、パッシブハウスは太陽熱も暖房として活用したいので全ての窓を遮熱するのは間違い。

日射を入れる窓と日射を遮る窓との日射侵入率を変えるためガラスの種類を変えなければならない、しかし日射を入れる窓から夏の日射を入れると蒸し風呂になるので、そこは以前、省エネ項目-外付けブラインド、で解説した日射をコントロールしなければならない。

最近、南側も軒の出や庇がなく一日中太陽光が当たってしまう家を見ることがある、この場合は南側も遮熱のガラスを使いなるべく日射を入れないようにしているが一日中夏の暑い日射が入ってくるのは事実、それを補うため大きいエアコンをフル活用している、逆にそのガラスは冬、弱い日射を遮る窓になってしまうので折角の太陽熱を反射させて室内は暖房をかけている、といった理解しがたい生活になってしまう、しかも大々的に地球環境貢献と謳っているメーカーにそのような家が多いのも事実。

一番最初に考えるのが、窓の高断熱化・遮熱、ここを満たすと次は屋根・壁等躯体が寂しく感じてくる、窓だけ強化しても熱損失計算は満足いく数値にならない、負けないように躯体も高断熱化させる、そうすると低燃費の快適仕様に近づいていきます。

長野県-北信・東信で自然エネルギー利用パッシブハウス、W断熱-Q1.0省エネ・低燃費住宅の新築、リフォーム     山本建設株式会社

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