基礎工事でのポイントは昨日の配筋と断熱。

一般的に基礎断熱と呼ばれる工法を当社では採用している、床断熱に比べメリットが多いので15年前よりこの工法を採用している。

デメリットは白アリ対策をするために若干コストアップする、がそれをしのぐメリットを優先している。

基礎工事としては何段階か工程も増える、写真の基礎表面下塗りも割愛しようと思えば出来なくはないが、白アリ対策にとっては大切な工程となる。

その様な工程をふまえていくと防蟻防腐剤が不要になる、昔よりは安全になってはいるらしいがそれでも虫を殺すための防蟻剤なので臭いはする、あの臭いのものを室内空間の土台や大引き等に塗布する事は避けたい。

他には材木を乾燥状態に保てる等のメリットもあるが、基礎断熱最大の目的は床下エアコンによる暖房空間にするため。

床下空間と床を暖め、残りは各部屋に切られたスリットからマイルドな暖気が部屋を暖める、最終的に屋根裏に集まった暖気はリターンダクトにより床下空間に戻される事により建物内がエアコン一台(40程度)でほぼ一定の室温になり快適性が大幅に向上する。

その為には基礎断熱が必要不可欠、基礎が高断熱化のスタートになるのです。

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