昨日のエネファームやエコウィル等のシステムはガス専用です、プロパンガスと都市ガス両方に対応していますがどちらが良いのでしょうか？

中には同じものと思っていらっしゃる方もいます。

同じガスと名前が付きますがまるっきりの別物です、そもそも成分が違いますが細かい成分表は置いておいて、ガスの性質は都市ガスが空気より軽いのでガス漏れの場合は上に上がっていきます、プロパンガスは空気より重いので床面に溜まっていきます。

どちらも危険ではありますが、都市ガスの方が窓などから大気に放出される可能性があり拡散によって危険度は下がる場合があります。

最大の違いは私達が使用する場面においての供給方法です。

都市ガスはその地区の専門業者(長野の場合は長野都市ガス)が上の図のように地域のガスタンクから地中配管を通って各家庭や工場に供給されます。

プロパンガスは各プロパンガス業者がボンベにガスを詰めて各家庭にボンベを設置してボンベから各機器に供給します。

気になる金額はイニシャルコストはプロパンガスが安く、ランニングコストは都市ガスの方が安くなっています。

家庭で固定して長く使用するなら都市ガスの方がメリットが出てきます、一方プロパンガスのメリットは今回のようにライフラインが寸断された場合などは、ボンベを持って行った先で直ぐ火がつきます、都市ガスは土中の配管を修繕しないと復旧しません。

一長一短がありますのでガスを使用したい方は自分に合わせて検討してみましょう。

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