山本建設株式会社

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2011/07/20

ECO

住まい造りの材料

ガラスの種類

リクシルのショールームに面白いものがあったので紹介します。

一口にガラスと言っても色んな性能のガラスがあるのが解る装置です。

仕組みは中で照明器具が光っていてガラス越しに光の中の熱を受けると回り出すラジオメーターが置いてあります、写真ではわかりづらいのですがAは勢いよく回っており、Bはほぼ回っていません。

知っている人はこれだけで理解できると思いますが、Aのガラスは今までの普通のペアガラス、BはLOW-Eガラスと言って中に金属膜が入っているガラスです。

何が違うのかというと夏の西日などに一番効果が発揮されます、普通のペアガラスはガラスに当たった光の80%を熱として室内に入れてしまうのに対して、LOW-Eガラスは40%まで侵入をカットしてくれますので、室内温度が上がりづらくなります。

では家中LOW-Eガラスにすればいいのは解るのですが、次はLOW-Eガラスに種類があります、遮熱タイプと断熱タイプの2種類。

夏は遮熱だけをしてくれればいいのですが、逆に冬はなるべく日射を入れて暖かくしたい、相反する希望が生まれます。

ではどうしたらいいのか?南側のガラスは断熱タイプにして冬場の日射は取り込み、東西北のガラスは遮熱タイプして夏場の朝日・西日を遮ればいいと思っています、弊社の建物は全てそうなっています。

そこに南の軒を深くしたり通風を考慮したり、パッシブ的な要素をプランに組み込み、少しでも快適な住まいを目指しましょう。

長野市・千曲市近郊で自然エネルギー活用外断熱省エネ住宅の新築、リフォーム
                                                                                    山本建設株式会社

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